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平屋のコラム

玄関と吹き抜けがつながる。太陽の光が入る家【施工事例】
今年初のキス釣りに行ってきました
一階に子供部屋のあるメリット・デメリットを紹介します

家を建てる前に知っておきたい家事楽アイデア

こんにちは。
いろはに平屋 タカシマ です。

 

家は建てて終わりじゃありません。その後に家族で幸せに暮らす必要があります。

もしも、今よりも家事の時間を短縮できて、その時間を自分の趣味や、好きな事に時間を使えたら嬉しくありませんか?

今回は、家を建てる前に知っておきたい!家事楽アイディアを紹介します。

 

・掃除の手間をカットする工夫

・掃除の手間をカットする事で得られるメリット

このような内容の記事になります。

これから家づくりを始める方や、家事の時間を減らしたい方には参考になる内容です。

 

家を建てる前に知っておきたい家事楽アイデア

各メーカーのショールームにキッチンやお風呂などの水回り設備品を見に行った時、ほぼ全員が着目する点が“掃除のしやすさ”です。

 

例えば、キッチンで言えば、

レンジフードに溜まる油汚れの掃除のしやすさだったり、表面材の汚れにくさであり、お風呂で言えば、壁や床の汚れにくさや掃除のしやすさです。

 

誰もが、煩わしい掃除の手間を、少しでも減らしたいという気持ちから、そして、出来るだけ家をキレイに保ちたいという気持ちから、やはり最良もモノを選びたいと思うものですよね?

 

また、現在は仕事も家事も夫婦2人で協力してすることがごく当たり前となっていると思いますが、そんな中、お互いに少しでも時間のゆとりをつくるためには、家事が楽になる住まいづくりは欠かせない要素です。

 

それゆえ弊社では、家事を楽にするために様々な工夫をしているわけですが、今回は、掃除の手間カットという点についてお伝えしていきたいと思います。

 

✔掃除の手間をカットするための工夫

 

その1:窓枠をつけない

一般的に、窓には窓枠という部材が取り付けられているのですが、弊社では、上下左右のうち下以外の3方向に窓枠をつけていません。

その結果、窓枠にホコリが溜まらなくなるため、掃除の時にホコリを拭き取らなければいけない場所が、減ることになります。

 

その2:ハイドアを使用する

一般的には2mの高さのドアが標準的に使われるのですが、このドアを使用した場合、ドアと天井の間に40cmの垂れ壁が出来るし、窓につく窓枠と同じように、ドアにもドア枠がつき、ドア枠の上にも窓枠と同じようにホコリが溜まることになってしまいます。

 

それゆえ、弊社では、天井の高さと同じ高さである2m40cmのドアを使用するようにし、枠そのものが必要ないようにしています。

 

その3:ガラス入りや格子入りのドアを使わない

ガラスや格子が入ったドアを使用すると、デザイン的にも可愛くなるような気がするし、明るくなるような気がしますが、一方でホコリが溜まる場所は増えてしまいます。

 

それゆえ、弊社では、凹凸のないシンプルなドアを使用するようにし、ドアに溜まるホコリもシャットアウトでしています。

 

その4:幅木を薄くする

一般的に、床と壁の境目には幅木を施工するのですが、分厚い幅木を使うと沢山のホコリが溜まることになります。

また、幅木は1軒の家で200m以上あるため、この上に溜まったホコリの掃除はかなり大変です。それゆえ、極力薄い幅木を使いホコリを溜まりにくくしています。

 

その5:カーテン・カーテンレールをつけない

弊社では、カーテンやカーテンレールをつけなくていいように、間取りや窓のつくり方やガラスの種類を工夫しています。

カーテンレールがなくなれば、ここに溜まるホコリがなくなります。またカーテンがなくなれば、カーテンを洗う必要もなくなります。

 

さらに、カーテンがなくなるということは、風通しがいい家にもなるし、自然光がたっぷり入る明るく開放的な家にもなる、ということでもあります。

 

これらの工夫がもたらす、さらなる2つのメリットとは?

 

以上のような工夫をすれば、掃除の手間が省けるだけじゃなく、さらなる2つのメリットをもたらしてくれます。

 

メリット1:空間が格段にスッキリ見える

窓枠、ドア枠、幅木、カーテンレール、カーテンなどは、全て壁よりも前に出てくる部材です。それゆえ、余分な凹凸が出来てしまい、結果、家の中がゴチャゴチャして見えます。

その点、これらがすべてなくなれば、凹凸がなくなり、結果とってもスッキリとした空間になります。

 

メリット2:コストカット出来る

そして、2つ目のメリットがコストカット出来ることです。これらの部材にも、全てコストが掛かっているからです。

また、ガラスや格子入りのドアなどは、凹凸のないフラット型のハイドアよりもコストが高くつくし、カーテン代は30〜50万円ぐらいかかることが一般的なので、これらがカット出来ることは、大きなコストカットにもつながります。

 

いかがですか??

 

もし、あなたが少しでも掃除が楽な家にしたい・・

そして、スッキリしたシンプルでお洒落な家にしたい・・

そうお考えであれば、ぜひ参考にしていただき、少しでも時間にゆとりが作れるようにしていただければと思います。

おまけにコストまで削減出来るという一石三鳥のアイデアですからね!

 

最後に

今回は家事が楽になるアイディアを紹介しました。

家事の中でも時間も労力も必要な掃除。この掃除に関しては、ホコリがたまる場所を作らない工夫をすると、掃除をする場所が減ります。

凹凸部分の掃除は、平面の掃除よりも大変です。汗

掃除の時間を削る為にも、最初から掃除しなくても良い家をつくるようにしましょう!!

 

良かったら参考にして下さい。

 

どの金融機関がベスト!?住宅ローンはどのタイミングで決める?

自分自身が一体どのような住宅ローンを選べばいいのか?は、自己資金額や借入額、そして年齢や収入などによって全く異なってきます。また、土地の有無によっても異なってきます。

 

例えば、あなたが土地を購入する必要がなく、

かつ、ある程度の自己資金を投入することが出来るとしたら、住宅ローン商品の選択肢がグッと広がり、よりいい条件の金利で住宅ローンを借りることが出来るようになります。また、返済期間も短く設定することが出来るようになります。

 

一方で、土地から購入しなければならず、かつ、それほど自己資金を投入すること出来ないとしたら、住宅ローン商品の選択肢はギュッと縮まってしまいます。

そして、返済期間も可能な限り長く設定せざるを得なくなってしまいます。

 

こんにちは。

いろはに平屋 タカシマ です。

 

今回は住宅ローンの選び方について僕の考えをまとめてみました。

住宅ローンは新築時は選ぶ幅は広いですが、家を建てた後に変更する事って本当に大変です。お金も必要になりますしね。汗

新築時にベストな商品を選ぶって凄く大事なんですね。

 

・住宅ローンの選び方を間違えると・・・

・借換えありきの考え方もリスクがある

・住宅ローンは最初に決める

このような内容の記事になります。

これから家づくりを始める方や、住宅ローンを利用して平屋を検討している方は参考になる内容です。

 

どの金融機関がベスト!?住宅ローンはどのタイミングで決める?

先程の前者の場合のように、家づくりの負担が少なく、かつ自己資金を投入することによって、借入金額を圧縮することが出来た場合、家賃並みの支払い金額でありながら、返済期間を20年に設定することが出来るようになります。

 

となれば、変動型商品の中の1つである10年固定型の住宅ローン商品を、リスクなく選ぶことが出来るようになります。

 

というのも、元利均等式(最初のうちは、利息割合が高く元本割合が低い、そして年数を経るにつれてこの割合が逆転していく返済方式)一般的な返済方式では、20年という返済期間の半分である10年が経過したら、元本が半分近くまで減っており、そうなれば、もし10年後に金利が上昇したとしても、大幅に返済金額がアップすることがなく、金利アップによる家計への圧迫が生じにくくなるからです。

 

一方で、後者のように、より多くの金額を銀行から借りなければいけない場合、そして返済期間を35年で設定しなければいけない場合、10年固定型の住宅ローンを選ぶことは、大きなリスクを背負うことになってしまいます。

 

というのも、35年という長期間で住宅ローンを組む場合、10年経過したとしても、その割合分も元本が減っていないからです。

そして、その結果、もし金利が上昇してしまった時には、大幅な返済金額の上昇という家計にとってこの上ないダメージを受けてしまうことになります。

 

また、銀行によっては1.25倍ルールという、もし金利がアップしたとしても、今の支払いの1.25倍までしか返済金額を上げないというルールを設定している場合があるのですが、この場合も、決して返済を免除してくれているわけではなく、カットした分は未払い利息として残っていくことになります。

 

つまり、35年経っても住宅ローン返済が終わらない・・・というリスクまでも背負ってしまう可能性が高くなるというわけです。

 

 

借換えありきの考え方もリスクがある

そこで、1つの選択肢として、借り換えがあるわけなのですが、確かに、もし金利見直し時に大幅に金利が上がるようならば、他銀行に乗り換えれば、確実に優遇してくれることになり、それなりの恩恵を受けることになるでしょう。

 

しかしながら、そうする場合も、今借りているお金を一括繰上げ返済する手数料、今設定している抵当権を抹消する手数料、新たに借りる住宅ローンの手数料、新たに抵当権を設定する手数料、といった余分な費用が発生してしまうし、そのための煩わしい手続きに行かないといけなくなってしまいます。

 

そして、なにより借り換えありきで考えない方がいい最大の理由は・・・

団体信用生命保険に入ることが出来る健康状態を未来に維持出来ているかが不確実だからです。

 

もし、この保険に引っ掛かるような病気になってしまった場合、借り換えをすることが出来なくなります。

あるいは、出来たとしても金利が高くなるなどの条件が付されてしまい、借り換えメリットがなくなったりしてしまいます。

 

それゆえ、最初から問題を先送りすることなく、自分自身に合った住宅ローンを選ぶことが大切である、というわけなんですよね。

 

住宅ローンは最初に決めておくと良い

多くの方が、土地を選び、家の間取りを完成させ、見積りが出たところで、住宅ローンの話を聞くために銀行に足を運びます。

 

しかしながら、この流れで家づくりをしてしまうと、予算オーバーしてしまいやすく、無理のある返済金額で住宅ローンを組んでしまったり、あるいは、毎月の負担を下げるためだけに、選ぶべきじゃない住宅ローン商品を選んでしまったりします。

 

ですから、住宅ローン商品は最初に決めておいてください。

 

かつ、毎月の返済金額と借入れする金額を最初に決めておいてください。 そして、その金額の中で、買える土地を選び、建てられる家を建てるようにしてください。

 

これが、後から後悔しないためにも、

誰もが知っておくべき家づくりの常識ではないでしょうか?

片流れ屋根で平屋を作った時のメリット・デメリットを紹介します

こんにちは。
石川県小松市 いろはに平屋
タカシマ です。

平屋は外観の外観を決める時に重要になってくる部分が屋根。屋根の作り方には色々な種類があります。

代表的な「切妻」「寄棟」「片流れ」。他にも種類がありますが、住宅で多く使われる屋根の種類です。覚えといて損はありません。今回は「片流れ」という屋根を紹介します。

平屋は小屋裏スペースを有効利用する事ができます。収納スペース、書斎、ロフト、色々な用途に利用できます。その小屋裏スペースと相性が抜群な屋根が片流れです。

平屋は外観のデザインが難しい場合もあります。片流れ屋根を上手に使うと、小屋裏スペースを確保しながら、外観デザインも素敵になります。

・片流れ屋根とは?

・平屋で片流れを使うメリット

・平屋で片流れを使うデメリット

このような内容の記事になります。

これから平屋を検討する方や、平屋の屋根を片流れで検討している方には参考になる内容です。

 

片流れ屋根で平屋を作った時のメリット・デメリットを紹介します

まずは、片流れ屋根とは?どんな屋根の事をいうのか?

知っている方も多いと思いますが、片流れ屋根の形状や特徴から紹介します。

 

片流れの屋根って??

一般的な三角になる屋根とは違い、1枚で屋根をかけてしまいます。

文字の通りですが、片方にのみ流れる屋根。最近では、シンプルデザインの家、モダンデザインの家、に使う事が多い屋根です。昔に比べて屋根がシンプルで雨漏りにも強く、採光も家の中に取り入れやすい。しかし、一方の外壁面が高くなるので風の影響を受けやすくなります。

平屋は屋根の面積が大きくなり、切妻などの屋根だと外観デザインがイマイチな場合も。汗 しかし、片流れ屋根は平屋の外観をオシャレにする屋根だと思います。

外観のデザインに困った時には、片流れを検討する方法もありですね。

 

平屋で片流れ屋根にするメリット

そんな片流れ屋根を平屋で使った場合。どんなメリットがあるのでしょうか??まずは、メリットを紹介します。

・小屋裏を有効利用できる

・太陽光パネルとの相性が抜群

・外観との相性が良い

このような事が考えられます。では、解説してきますね。

 

小屋裏を有効に利用できる

一枚の屋根を使って屋根をかけます。そうすると、必ず屋根が高くなる部分ができます。ここを有効に利用できます。その他の屋根。切妻は高さも取れますが、片流れほどスペースは確保できません。

 

画像の赤丸部分。この部分が小屋裏スペースがしっかり確保できる部分。どんな用途に利用したいのか?それによって屋根をかける方向も変わります。

リビングを吹抜けのようにしたい場合には、屋根が一番高くなりそうな部分とリビングの位置を調整する必要があります。

小屋裏を有効利用する場合には、間取りと屋根の方向はシッカリ検討しましょうね!

 

太陽光パネルとの相性が抜群

片流れは太陽光パネルとの相性が抜群です。もう、南向きに流れていれば最高。

かなりの太陽光パネルを搭載する事ができます。

全国的にも電気料金の安い北陸でも、電気代は上昇の一方です。そして、太陽光の売電は年々と下がっていく・・・。という悲しい現実。

でも、太陽光パネルを大きく搭載できると、蓄電池が普及した時には発電した電力は自分の家でつかう。このような時代が来た時には、片流れの屋根が大活躍しそうです。

将来的に太陽光パネルを検討している方は、片流れ屋根がオススメです。

 

片流れは外観との相性がいい

平屋は屋根と外観のデザインが難しい住宅です。真四角の平屋で、屋根を切妻や、寄棟などをシンプルにすると、町内の公民館のような外観になる場合も。

その為に家の間取りを凹凸にしたり、屋根を少し複雑にかける場合も。

しかし、コストがかかるんですね。汗

片流れはコストを抑えながら、シンプルに屋根をかけてもオシャレな外観に仕上がります。平屋との相性は非常に良いと思います。

 

平屋で片流れ屋根にするデメリット

平屋とは相性もよく、将来的な太陽光の事も考えるとメリットが多く見える片流れ屋根。

逆に、デメリットはあるのか??片流れ屋根のデメリットを考えてみました。

・冬は注意が必要

・コストアップになる可能性も

このようなデメリットがあります。それぞれ解説していきますね。

 

雪国は注意が必要

雪国の冬は注意が必要です。原因は「雪」です。片流れは、屋根の面積が大きく、片方にだけ流れるように。なので、雪の影響をもろに食らいます。汗

屋根には、雪止めがついて落雪を抑える構造になっていますが、それでも落雪には注意が必要です。

そして、大雪が降ると屋根の上につもる雪の量も結構な重さになります。大雪が降った時には雪降ろしが必須かなと。昔に比べて降雪量は減ってきたけど、それでも注意はして欲しい部分です。

 

外壁部分が大きくなるコストアップに

メリットでも、紹介した部分。

片流れ屋根は、高さが確保でき小屋裏を有効利用できます。しかし、屋根が高くなると、それに比例して外壁も高くなります。

外壁が高くなると、外壁材、下地材、などの材料費のコストアップにつながります。

一般的な切妻屋根に比べて、若干ですが外壁の金額が上がる可能性があります。

 

最後に

今回は、平屋と相性のいい屋根。片流れ屋根を紹介しました。

平屋を検討している方には是非知って欲しい「屋根の種類」です。デメリットもありますが、個人的にはメリットが大きいと感じます。

外観の好みもありますが、片流れにすると、収納が増えたり、LDKが明るくなったり、書斎やロフトを作れたり。色々とできますから。

良かったら参考にして下さいね。

 

2階建てと比べて平屋が高い理由って?どこが違うの?

こんにちは。
石川県小松市いろはに平屋
タカシマ です。

今回は2階建てと比べて平屋が高くなる理由について考えてみました。

平屋を検討しているお客様から相談を頂く時に必ずでてくる質問があります。それは・・・

「平屋って2階建てに比べて高いですよね??」

確かに2階建てに比べてコストが必要になる部分もあります。でも、逆にコストが下がる部分もあるってご存知ですか?

 

今回は2階建てに比べてコストが高くなる部分。そして、逆にコストが下がる部分を紹介します。

・平屋の方が高くなる理由

・平屋のほうが安くなる部分の紹介

・2階建てと実際にはいくら違うの?

このような内容の記事になります。

これから平屋を検討している方や、平屋って高いからどうしようかな?って迷ってる方には参考になる内容です。

 

平屋の方が建築費が高くなる理由

まずは、2階建てと比べて平屋の方が高くなる部分を紹介します。

平屋は贅沢。何となく高そう。そんなイメージがある平屋ですが、コストが高くなる理由があります。平屋をつくる時にコストアップになる代表的な3つを紹介します。

 

2階建てと比べて基礎が大きくなる

まずは、基礎工事のコストがアップします。

同じ40坪の住宅をつくります。当然ですが、平屋は1階のみ。そして、2階建ては1階と2階で構成されています。

基礎工事は1階部分を作る為に必要な工事です。平屋は40坪の基礎工事が必要になるけど、2階建ての方は半分の20坪が基礎工事に必要な面積。平屋になると単純に2倍ほどの基礎工事が必要になってきます。

 

文章だと解りくいので、画像を使って説明しますね。

例えば、30坪で比較してみます。

このように、平屋では30坪の基礎工事が必要ですが、2階建ては半分の基礎工事で問題ありません。

1階が大きいと基礎工事に付随してコストアップする部分もあります。基礎部分が増えると、1階床の断熱材や、土台、基礎換気部材なども増えます。

基礎部分は外部に面すので、断熱材や換気部材の材料費用もアップする事になります。

 

屋根の面積も大きくなる

基礎に比例するように、屋根の面積も大きくなる平屋。屋根の面積が大きくなると、屋根をつくる金額も上がります。

このようなイメージ。

30坪の平屋と、30坪の2階建て住宅を比較します。

平屋の場合は、基礎も30坪、屋根も30坪をつくる必要があります。1階が大きくなると、基礎と屋根が比例するように面積がアップします。

逆に2階建て住宅は、平屋に比べて基礎は半分、屋根の面積も半分になります。

建物の形状にもよりますが、単純に基礎、屋根の面積が2階建てに比べて大きくなり、その結果でコストが高くなる。ここが平屋と2階建ての大きな違いだと思います。

 

広い土地が必要になる

そして、忘れがちな部分がコチラ。

平屋を建てようと思ったら広い敷地が必要になる。

この部分。土地探しから始めて、平屋を検討している方は注意して欲しい!!下手したら平屋が入らなかった・・・。なんて事がないように。

 

例えば、60坪の土地を検討しています。建物は約40坪。1階20坪、2階20坪、合計で40坪ぐらいは必要かな。そして、駐車スペースは2台~3台は確保したい。このような要望があるとします。2階建ての場合は全く問題ありません。

土地は60坪の大きさで探して行けばOKだと思います。

しかし、これが平屋になると全然違ってきます。

 

同じ60坪だと、駐車スペースが確保できない事になります。

2階建ての場合は、1階が20坪です。60坪の土地から1階部分を引きます。残りは40坪。この面積を自由に使う事が可能です。

しかし、平屋の場合では60坪の土地から1階部分の40坪を引きます。その結果残りは20坪。2階建てと比べると敷地を自由に使える広さが半分に。汗

これだと、希望や要望が難しくなる場合も。

回避する為には、60坪よりも広い土地を購入する必要があります。当然ですが、土地は大きくなると価格も高額に。

その結果、2階建てに比べて平屋の方が広く、高い土地が必要なケースもあります。

 

平屋のほうが安くなる部分もあります

やっぱり平屋は高いのか・・・。

そうなりますよね。汗 高い部分をお伝えしましたが、2階建てよりも平屋のほうが安くなる部分もあります。その代表的な部分を紹介しますね。

 

階段・2階ホール部分が必要ない

平屋は1階で全てが完結します。当然ですが、2階が必要ありません。

2階建ては2階へ行く階段。階段から2階へ。そこから各部屋に行く階段ホールが必要になります。平屋は階段。階段ホールが必要ありません。

階段の金額より大きくコストダウンになる部分。それが、階段ホールです。

 

家づくりで一番コストが変動する部分はご存知ですか?

それは、建物の大きさです。

単純計算ですが、坪単価50万円だとします。階段ホールが2坪あります。その2坪な無くなると・・・。2坪×50万=100万円のコストダウンになります。ここに階段の金額も加算されるので、実は結構なコストダウンが実現できるんです。

 

2階トイレが必要ない場合も

2階建てを建築する9割の方は2階にトイレを設置します。

しかし、平屋になるとトイレを2個設置する事はありません。僕が経験ないだけかもしれませんが。汗

2階のトイレが必要ないと、トイレの機器、給排水、この工事が必要なくなります。約25~30万円ほどのコストダウン。

さらに、先ほども説明しましたが、面積も小さくなります。トイレに必要だった約1畳が無くなります。その結果、坪単価50万円の場合だと、半坪の25万円がコストダウンに。

トイレの機器、給排水工事の金額と合わせると、結構な金額になります。

 

平屋はコストアップになる部分がクローズアップされますが、コストが下がる部分もります。平屋が一概に高い!!って事はないんですね。

 

実際は2階建てと平屋って、いくら違うの??

実際に平屋と2階建て。いくらぐらい違うのか??

気になる部分ですよね。実際に見積りをしてみます。

2階建ては、1階15坪、2階15坪の計30坪。平屋の方は階段スペース、2階トイレスペースを3坪小さくした、27坪の平屋の場合です。

 

30坪・2階建て・約1500万円

27坪・平屋・約1500万円

僕の使っている見積りソフトでは、ほぼ同額でした。基礎、屋根の面積は大ききなり、金額も高くなります。しかし、階段スペース、2階トイレのスペースが必要なくなり、建物を小さくしコストダウンできる平屋。30坪と27坪では、ほぼ同額でした。

建物の形状や、大きさにより変動はすると思いますが、参考になると思うので目安にして下さい。

 

最後に

今回は2階建てと平屋を比較してみました。

平屋は高い!!って、イメージが先行しますが、平屋はコストアップだけじゃなく、コストダウンできる部分みあります。

その部分も踏まえて、平屋にしようか?2階建てにしようか?比較検討する方法がベストです。

良かったら参考にして下さいね。

新築で平屋を建てる。メリット・デメリット4選を紹介。

こんにちは。
石川県小松市 いろはに平屋
タカシマ です。

 

今回は平屋のメリット。デメリットを各5選の紹介コラムになります。

憧れの平屋住宅。老後も使いやすい。吹抜けや、小屋裏収納を作りやすい。などメリットが目立ちますが、平屋にはデメリットも存在します。

メリット・デメリットを比較して、平屋は自分達に合うのか??そんな判断基準になれば嬉しいです。

何事もメリットだけしかない。このような事はありません。デメリットにも目を向ける事は大事ですよね。

・平屋住宅の紹介

・平屋のメリット4選

・平屋のデメリット4選

このような内容の記事になります。

これから平屋を検討している方、平屋にしようか!?迷っている方は参考になる内容です。

 

新築で平屋を建てる。メリット・デメリット4選を紹介します。

まずは、平屋住宅とは!?軽く紹介しておきます。

2階建てや3階建てじゃなく、1階のみの住宅を平屋と言います。昔は平屋が一般的な建て方でした。しかし、現在では昔ほど土地が広くないので、生活スペースを確保しやすい2階建てが普及しました。

平屋住宅の魅力は、歳を重ねてライフスタイルが変化しても、使いやすい。ここが1番の魅力だと思います。歳を重ねて2階を全く使わなくなった・・・。なんとよく聞く話です。

そんな平屋住宅のメリット。デメリットを4つ紹介します。平屋を検討している方は参考になると思います。

 

平屋を作るメリット4選

まずは、平屋のメリットを紹介します。

平屋住宅を建てると得られるであろう。代表的なメリットです。このようなメリットがあるから平屋は人気なんですね。

 

老後も安心に暮らす事が可能

家づくりを始める方の多くは30代前半。30歳で35年返済の住宅ローンを組むと、65歳で完済になります。ちょうど定年時期になり、老後には住宅ローンを残したくない。そんな想いを持った方が30代前半で住宅を手に入れていきます。

平屋はシニア世代に人気がある住宅。ってイメージがありますが、30代、40代の子育て世代にも人気があります。

理由は、老後になっても使いやすい家だから。

2階建ての場合は、子供が巣立つと空き部屋に。収納に利用しようと思うけど、自分達も階段の登り降りが辛い年頃に。汗 その結果、全く使わない部屋になってる。

でも、平屋の場合は2階がありません。空き部屋になった子供部屋は、収納に使う事も可能だし、旦那さん、奥さんの趣味の部屋、書斎、寝室などに使う事も可能です。

歳を重ねて、ライフスタイルが変化しても使いやすい家が平屋。ここが最大の魅力だと個人的には思います。

 

家族の気配を感じやすい

平屋はワンフロア。1階に全ての部屋があります。

その為、家族が顔を合わせる機会は自然と多くなり、コミュニケーションや、会話が増えるように。

そして、リビングを中心に水廻りや、プライベートスペースを配置すると、リビングを経由して各部屋に行く事になります。リビングに自然と家族が集まる。このような間取りが平屋では可能です。

 

いろはに平屋では、間取りギャラリーページがあります。興味がある方はコチラをクリック!!

http://irohanihiraya.com/plangallery/

 

天井が高く開放的な空間になる

平屋は2階がありません。リビングや居室の天井部分は屋根になるので、小屋裏部分を利用する「勾配天井」にすると、吹抜けのような明るく、開放的な空間になります。

 

勾配天井とは!?

→コチラの写真の施工事例はコチラをクリック

文字で説明するよりも、実際の施工事例を見た方が早いですよね。

このように、屋根部分まで天井を高くする事ができます。天井が高くなると、開放的で明るい空間に加えてロフトを作ったり、小屋裏収納に利用したり。屋根部分を贅沢に使えるのは平屋の魅力ですよね。

 

動線が短く移動が楽

平屋は上下の移動がありません。1階だけの水平移動だけのシンプルな動線。さらに、平屋はワンフロアのため視線の抜けや奥行き感がでます。その結果、家が広く感じらる家に。

誰もが年齢を重ねます。高齢になった時の為に、車イスが通れるスペース、引戸を積極的に採用するなど、将来の事も考えた動線を取り入れる事も可能です。

 

平屋のデメリット4選

平屋のメリットを紹介しました。将来的な暮らしを考えると魅力的ですよね。さらに、開放的で明るい空間。家族とのコミュニケーションも取りやすい住宅です。

逆に、僕が思いつくデメリットを考えてみたいと思います。

 

2階建てに比べてコストが高くなる

平屋はコストが高い!!平屋のイメージですよね。汗

でも、間違いじゃありません。2階建てに比べて確実にコストがアップする部分があります。

それは、基礎と屋根。

仮に、40坪の家を建てます。2階建ての場合は1階が20坪、2階が20坪。合計で40坪になります。

1階部分の基礎は20坪、屋根部分は20坪の工事が必要になります。

平屋で40坪を建てた場合には、1階だけで40坪が必要になります。

その結果、基礎は40坪。屋根部分も40坪が必要になり、2階建てに比べて「基礎」「屋根」に必要な工事部分は約2倍になります。

2倍になれば、コストも当然にアップします。

 

平屋になると、屋根と基礎部分のコストは2階建てに比べて高額になります。

 

敷地の大きさは重要になります

平屋を建てる「敷地の大きさ」も重要になります。

あまりに敷地が狭いと、平屋を建築しても快適に暮らせない場合もあります。駐車スペースが確保できない。家庭菜園を楽しみにしてたのに・・・。スペースが無い。涙

例えば、60坪の土地に40坪の2階建てを建築します。1階は20坪。2階も20坪。合計で40坪。

敷地60坪ー1階部分20坪=敷地の残りは40坪になります。

40坪も残れば、駐車スペース、家庭菜園のスペースも確保する事が可能です。

 

これが、平屋になると・・・

敷地60坪ー平屋部分40坪=敷地の残りは20坪。

敷地の残りが約半分になります。これだと外構計画は全く変わります。希望に添えない場合も出てきます。

平屋を建てる場合には、敷地の広さが重要になります。

 

平屋の中心は暗くなりやすい

平屋は1階部分に全ての生活スペースを配置します。家のまわりに配置する部屋には、太陽の光を入れる事ができますが、家の中心に近くなると・・・窓が設置しにくい。このようなケースも多くあります。

改善案としては、中庭や、テラスを設置する事で中心スペースにも太陽の光を入れる事が可能です。

しかし、中庭やテラスを施工するにも費用が必要になります。最初から、中庭や、テラスを設置する予算を盛り込んでおく必要があります。

 

プライベートの確保が難しい一面も

家族のコミュニケーショが取りやすい平屋。逆に、言えばプライベートが確保しにくい一面もあります。

平屋の大きさや、間取りにもよりますが、リビングの近くに寝室や、子供部屋を配置するケースもあります。

え~、いやいや。それは嫌だな。何とかなりません??

リビングから離れて寝室や、子供部屋を配置する事も可能です。しかし、ホールが必要以上に広くなったり、確実に家の面積が大きくなります。家の面積が大きくなると、家のコストも比例して上昇します。

プライベート空間と、平屋の広さとコスト。このバランスが難しい部分もあります。

 

最後に

今回は平屋のメリット・デメリットを紹介しました。

平屋は人気があり、メリットに目が行きがち。でも、平屋だからのデメリットも存在します。

メリット・デメリット。必ず両面から比較検討する必要があります。

良かったら参考にして下さいね。

 

もしも、平屋の事をもっと聞きたい。平屋の事を相談したい!そんな場合はコチラから問合せて下さいね。

http://irohanihiraya.com/contact/

平屋とロフトの相性は抜群です。理由と注意点を紹介します。

こんにちは。
石川県小松市 いろはに平屋
タカシマ です。

今回は平屋と相性の良いロフトについて解説します。平屋は2階がありません。(当たり前ですが・・・笑)居室部分の上部は屋根になります。その屋根裏部分を有効活用できるポイントは平屋の大きなメリットです。

ロフトに利用する、勾配天井や吹抜けに利用する、屋根裏収納に利用する。色々な用途で活用する事が可能です。

今回は、その中でも「ロフト」に注目して紹介します。

・平屋にロフトを作るメリット

・平屋にロフトを作るデメリット

・ロフトが活躍する場所を紹介します。

このような内容の記事になります。

これから平屋を検討する方や、平屋の間取りを作成中の方には参考になる内容です。

 

平屋とロフトの相性は抜群です。その理由と注意点を紹介します。

平屋とロフトの相性は抜群です。平屋は2階が無いので小屋裏を有効利用できます。

小屋裏とは、この部分の事をいいます。

居室の天井と屋根との間にできるスペース。平屋は2階が無く、屋根のかけ方によっては小屋裏スペースを広く確保する事が可能です。その小屋裏スペースを利用してロフトを作ると、部屋や収納が広くなる効果が期待できます。

まずは、平屋にロフトをつくるメリットを紹介します。

 

平屋にロフトを作るメリットを紹介します。

・固定資産税を抑えながら収納を確保できる。

ロフトを頭の中にイメージして下さい。天井高は低いロフトが多くありませんか?ロフトの天井高を低くするには理由があります。

天井高が1.4m以下のロフトであれば、階数に参入する必要がありませんし、延床面積にも加算されません。

その結果、固定資産税も抑える事が可能です。平屋は小屋裏スペースが多く、1.4m以下のロフトを作るスペースも多く確保できると思います。実際の床面積に+αのスペースがあると嬉しいですよね。

 

・ロフトは収納以外にも利用できる。

ロフトは収納以外にも利用できます。アイディア次第で色々な使い方ができます。

子供部屋にロフトをつくり、ベットスペースに利用したり。寝室やホールからのロフトでは、書斎に利用したり。リビングにロフトを作って、子供達が遊ぶスペースに利用したり。

収納以外でも、色々なシーンで活用できます。工夫次第では、あなたのライフスタイルを充実させてくれるスペースになりますよ!

 

・収納力は抜群です

平屋は2階建てに比べて、どうしても部屋の数が少なくなります。その結果、削られやすい部分が「収納」になります。部屋数が少なくなっても、2階でも、平屋でも住む家族人数は同じですしね。必要な居室の確保は必要になります。

その収納力をカバーする為にも、ロフトは大活躍してくれます。細かい収納から、大きな季節物など。色々なアイテムを収納する事が可能になります。

2階建てと同じぐらいの収納量を確保する事が可能です。

 

平屋でロフトを作るデメリットは!?

逆に、平屋にロフトをつくるデメリットを確認してみましょう。

 

・夏は暑い

ロフトは屋根に限りなく近いスペース。夏は、やっぱり暑い。汗

夏の熱対策をしないと、暑くて使わないロフトになる可能性もあります。断熱、遮熱性能を検討する。小窓や換気扇を作って換気する。色々と対応できる方法があります。

思ったよりも暑い。って、感じると思います。熱対策は必ず検討しておきましょう。

 

・天井が低くて使えないスペースも。

天井が1.4mどころか・・・。全く高さの取れない場所もあります。

 

このように屋根の端部分は高さが取れない場合も。ロフトを作りたい部屋は屋根のかけ方や、屋根の高さも確認しながら間取りを作成する必要があります。

 

・階段の登り降りが面倒

ロフトは天井より高い位置になります。ロフトに行く為には階段の登り降りが必須。その階段ですがハシゴタイプが一般的です。さらに勾配が急になるんですね。緩い勾配にするとハシゴや、階段が邪魔になります。

急勾配のハシゴに、物を持って登り降りするって結構に大変です。上り降りが億劫になって、ロフトを使わなくなった・・・。このような事にならないように、最初にしっかりとロフトは必要なのか?検討する事が大事ですよね。

 

ロフトが活躍する場所を紹介します。

そんなロフトですが、過去に施工した場所を紹介します。

先ほども触れましたが、収納以外でも使えるスペースがロフトです。ライフスタイルや、アイディア次第では、本当に便利に使えるスペースになります。

これからロフトを検討している方には参考にして下さいね。

 

リビングでロフトを利用する

リビングにロフトを設置した平屋の施工事例になります。

旦那さんの書斎にも使えますし、子供達が遊ぶスペースにも使えます。今回は書斎をメインに使う計画で作りました。

家族の気配を感じながら趣味の時間を過ごしたり、仕事で使う場合には、家族が寝てから寝室から離れたLDKを使って、光や音を気にしないでガリガリと仕事ができます。

LDKは家の中でも広いスペースです。ハシゴもあまり気にならない可能性もありますね。

 

子供部屋でロフトを利用する

子供部屋にロフトをつくる。

平屋は部屋を広くしたいり、部屋の数を多く作ると家が大きくなります。なので、部屋の広さは少し狭いケースも。

そんな時に活躍する子供部屋のロフト。収納上部に設置する事が多いんですが、ベットスペース、または、勉強するスペースに利用できます。子供部屋が少し狭くてもロフトでカバーできる部分が多い部屋。それが、子供部屋になります。

 

収納スペースでロフトを利用する

もちろん収納スペースとしても大活躍します。ロフトが作れそうなスペースがあれば、まずは収納として検討するのがセオリーだと思います。やはり2階が無いので収納の広さや、収納を作るスペースは限られる事があります。

収納スペースが足りないと、物が片付かなく、使いにくい家になります。やっぱり収納は大事ですよね!

 

最後に

今回は平屋との相性が抜群のロフトを紹介しました。

収納以外にも、ライフスタイルやアイディア次第で色々な使い方で可能です。平屋を検討している方は小屋裏を有効活用する事で、さらに使いやすい平屋になります。

収納や、書斎、キッズスペース。色々な用途で活用する事が可能です。

平屋を検討している方は、良かったら参考にして下さいね。